深海のうみ

うみの深海blogへようこそ。 他では書けなかったちょっと深い話しをしようと、深海まで降りてきました。

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今回は舞台を見て感じたことを
忘れないうちに書き出してみようと思います!
感想だったり、覚え書きだったり、3年前との比較だったり
ごちゃ混ぜになっています💦


気になった場面をピックアップしたので
全く触れていないシーンも多いです。

     


はじまり
客席の後ろから、煤だらけの子どもたちが「煙突掃除はいかがですか」と訴えながら歩いてくる。過酷な労働環境で怯え、弱っているのが分かる。前回には無かった演出です。そして次の瞬間には凄まじい音響とともに幕が上がります。嵐の湖。必死にボートを漕ぎながらロミオとアルフレドと子どもたちが叫ぶ。「帰りたい!行きたくない!行きたくない!」この子たちに何が待ち受けていると言うのか…思わず息を呑む衝撃的な幕開けです…


プロローグ(♪僕の故郷)
舞台装置が完全に変わった!
3年前の舞台装置はステージ中央にアーチ型の橋が架かっているのが印象的で、全体が1つの絵画のようで大好きでしたが、今回は完全に変わりましたね。前回のブリリアホールと比べてステージがそれほど大きくないので、同じものは使えなかったのかもしれません。今回は3つのブロックで構成されていて、そのブロックを回転させて違う面を見せることで、時に雑多なミラノの路地裏、時にはロッシ家、時には秘密基地など多彩に演出していました。絵になるというより、役者が縦横無尽に駆け回れる臨場感を演出していたと思います。どちらにも良さがあると思いました。

タイトルを背に全員集合して「青い空のもとここから始まる〜♪おおおおおぉぉぉぉ♪ はじまる〜♪」はやはり鳥肌ものです。ああ、私、今、再びロミミュを見てるんだ✨って感動しました。
音楽の和田さんが「おおおおおぉぉぉぉ♪」の部分、尺的に長くなっても有るのと無いのでは訴求力が違うと演出家を説得したというエピソード、本当に納得です。


客降りがふんだん!
出だしの子どもたちといい今回の舞台、客降りの演出が随所で行われます。あの、ここステージじゃありませんよ?と言いたくなるくらい普通に客席に降りてきて重要な局面もそのまま演じてしまう。通路をミラノの路地裏と思っているのかというくらい自然に通るので、こちらも次第にロミオたちの世界にいるような一体感を味わえてドキドキ…とても新鮮でした。(私は上手通路に近かったので間近にアルフレドやカセラ教授を見られて嬉しかったです☺️)

♪誓い〜別れ〜
前回は橋の上と下とで2人が縦一直線に並んで「また会おう、きっと!」と誓い合うTHE・名シーンでしたが、今回はロミオが上、アルフレドが下。3年前とは立ち位置が逆でした。そして舞台装置が違うので印象も全然違う。フィナーレではどうなるのか、アルフレドがはるか高みからロミオ達を見守ってる感が、上にいたからこそ演出できていたと思うので気になります。


♪気に入らない
アンゼルモとエッダ親子、今回も息が合ってて楽しいですね♪
ロッシ家のリビングが舞台装置のすごい高いところにあって、そこから1人ずつロミオをいびりに階段を降りて来るのですが、2人とも同じ段で同じ部分を歌い出すのがいいんですよね。
エッダ演じるあべこさんは3年前に続き続投。もうハマり役!また会えて嬉しいです。


♪スパッツァカミーノ
元々はロミオの初仕事をテンポよく楽しく応援するようなナンバーでしたが、今回は煙突掃除の過酷さを伝えるエピソードが追加されました。(アニメでは描かれているシーンです)最初はテンポを崩してまでこれ入れたんだ…と思ったのですが、ロミオが仕事をやり遂げるまでの1つの濃厚なドラマにもなっていて、屋根の上で「初めての世界」を歌い上げる頃にはなんとも言えない感動を覚えました。暗い煙突の先に青い空が待っているという体験も、希望のメタファーになっていると思います。

♪ミラノの青い空(新曲)
スケッチブックは奪われたけど、代わりに青空からの贈り物(羽)をアンジェレッタに届けたロミオ。2人が心の中でミラノの青い空を共有する場面を新曲で再現。“♪見てみたい”のリプライとされているようですが、新しいメロディでとっても素敵でした。


♪絶対に許さない
3年前のアンゼルモも惚れ込むほどの悪役っぷりでしたが、今回のアンゼルモも負けじと強烈でした。まさに
1幕のラスボス。ここまで重要人物になろうとは…ミュージカルで存在感が爆上がりした特殊なキャラクターですよね。家族も狼団さえも欺きながらロミオを追い込んでいく執念。そしてついに罠にかかったロミオをいたぶるように眺めながらのリサイタル。「最高だ…あの表情!その顔が見たかった!!」ってその言葉そのまま返すよ!敵ながらあっぱれな奴です。



やってない!盗んでなんかない!どうして信じてくれないの!

ただ、この後の逃げ惑うロミオにはいつもいたたまれない気持ちになります。子どもと言えど罪人には容赦のない大人たち。探せ探せ!見つけたら監獄で鞭打ちだ!と暴力的に歌います。ロミオは盗んだ馬車に乗ることだって拒否する正直な子です。誤解なんです…でも街中を敵に回して(敵と見なされて)どうしたらいいのか分からない…本当に可哀想になります。こんな風に濡れ衣を着せられたまま酷い仕打ちを受ける子どもたちがかつて沢山いたのだろうな…


生きてたダンテ〜?
そんなロミオをダンテが助けてくれますが、相変わらず「え?再会なの?」と思う。というのもプロローグで1回出てきてはいるのですが目立たないので再会感が無いんですよね。そこで今回はダンテ(と他の煙突掃除の子どもたち)との馴れ初めを回想の形で表現してました。
でもね、再会したダンテは帽子かぶってないんですよ。回想シーンでは被ってるので、あれ?同じ人物でいいの?みたいな混乱が起きる。演者さん頭気にしてる動作があったから、私が見た回だけ帽子忘れちゃったとか?他の回はどうだったんだろう…配信で確認してみようと思います。

1幕の幕切れ
構成として1幕は、アンゼルモ&狼団の勢力を見せつけられ、ロミオはコテンパンに叩きのめされる。そんな中でやっと誤解も解け自由を手に入れるところで幕が降ります。

驚いたのは、だいたいミュージカルの1幕の終わりはいちばんの見せ場を持って来る。名曲中の名曲で歌って踊って最高に盛り上げて幕が降りるというパターンが多い。(前回のロミミュはまさにそう)だけど今回は全然違いました。「やっとアルフレドに会いに行ける…!」と希望を抱き、これから本当の仲間たちと出会うんだと予感させて静かに幕が降りるのです。1幕のうちから回想シーンや、それ以外でも少しずつ黒い兄弟たちを見せていくことで、彼らが後の重要人物だと分かる演出になっているんですよね。何かが始まる!と期待させる。こんな演出があるのだと痺れました。

先の物語を知っているのもありますが、次はアルフレドとの再会と黒い兄弟たちのターンだ!という静かな興奮を抱きつつ20分間の休憩に入りました。

     

ここには書き切れませんでしたが、狼団のみんなや、アンジェレッタ、アンサンブルの皆さんの活躍も素晴らしかったです。特に今回はアンサンブルの人数が増えて群舞やコーラスが一段と厚みを増して迫力がありました!
そしてロミオとアルフレドに関しては…もう言うことないです。3年前と変わらず、いや、ますます彼らのオーラを放って全身全霊で演じてらして本当に素晴らしかったです✨


第2幕へ続く

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<天王洲アイル・シーフォートスクエア>

先週日曜日、
「ロミオの青い空〜誓い〜」千秋楽を観に行って来ました!
3年ぶりの新・ロミミュは本当に素晴らしく、
新しく加わった部分にも驚くことばかりで
改めてロミオの青い空が大好きだ‼️
と叫びたい気持ちです。
さっそくロミミュの旅2025をレポートしたいと思います。

    

まずは何よりも、ロミミュを再演して下さってありがとうございます。
再びロミミュを観ることができる喜び…そして全14公演1つも欠けることなく千秋楽まで上演して頂いたことも、3年前を思うと本当に奇跡的で有り難いことです。
裏では大変なご苦労があったと思いますが、こんなにも胸いっぱいの圧倒的な千秋楽公演を見届けることができて、どれだけ感謝してもしきれません。素晴らしい舞台を世に贈り出してくださったこと、ロミミュ・カンパニーの皆様に心からのお礼と感謝の気持ちを伝えたいです。


      

今回のロミミュ、まず観客参加型の楽しませる工夫が散りばめられていて驚きました!そして千秋楽というのもあるのでしょうか、
観客も観劇慣れしている人が多くて盛り上げ上手です。始終拍手、手拍子、笑いが絶えず楽しかったです♪リピーターチケットを購入された方も多かったようですし、回を重ねるにつれ楽しい雰囲気が形作られて来たのかな。今日で最終回ですしファンの皆様の楽しみ方も熟達されているのを感じました。カーテンコールもトリプルまで行って、スタンディングオベーション!ステージ側も観客もみんな大騒ぎで本当に楽しい千秋楽でした。

でもね、舞台そのものは前回に比べてシリアスな展開が多かった。
今回は「前編」なわけですが、単純に3年前の舞台を半分にしているわけじゃなく、かなり追加された部分が多い。新曲も3曲ありました。全体的には前作をなぞる流れではありますが、随所に「ある共通したメッセージ」を挿入することで一貫したテーマを浮き彫りにしているのです。今回のロミミュ、確実に前回と違う。これは次回以降の観劇レポートに詳しく書いてみたいと思います。


前編と言えど休憩20分を含めて2時間45分の上演。時間だけ見ても立派な長編です。もちろん内容もこれ以上ないくらい濃密な作品に仕上がっています。曲数も多く、アクションシーンも多い。というか基本ずっと駆け回ってる。ストーリーも目まぐるしく進むので約3時間、圧倒されっぱなしでした。これを10日間、1日2公演、全部で14公演やり切った情熱に感銘を受けます。ちなみに前回は約4時間の上演で10分休憩でしたね。10分は殺人的。観客にとっても短い。改善されてよかったです😅

ぼっち鑑賞
そうそう、今回はぼっち鑑賞だったんです。
3年前は2泊3日で、オフ会も兼ねてずっと誰かと会っていて楽しかったのですが、今回はXを離れたことや、直前の落ち込みなんかもあって、なんとなくですが1人でいいかな…と。

日帰りの1人旅は気軽で、気になるスポットを訪れたりしてこれはこれで良さがありましたが、観劇後に誰とも感想を語り合えないのがやっぱりちょっとさびしいですね。劇場に行けば誰かに会えるかな…とちょっと期待していたのですが、なんの約束も無しに現地でSNSのお友達を見つけるのは難しいんだなと当たり前のことを思ったりしました。
後編の12月はどんな旅にしようかな…
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<ユリカモメ乗って東京ビッグサイトまで行ってみました>
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<空がとってもきれいでした…>

銀河劇場
さて、今回の劇場は銀河劇場。天王洲アイル駅から徒歩1分とのことですが、複合施設のためか劇場らしい外観になっておらず入り口も小さくて分かりにくかったです。入口前まで来ているのにそこが入口と分からずずっとうろうろしてました💦

中に入るとそこは立派な劇場で、半円形の客席やレッドカーペットの螺旋階段が印象的です。2階3階を見に行きましたがボックス席もだいぶ前まで迫り出していているので、どの席でもステージを楽しめそうでした。

前回のブリリアホールと比べると規模は小さいのだけど、その分ステージを間近に感じるし、空間全体に生の声とマイクで拾った声が響き渡りライブ感を楽しめました。今回は客降りと前回にも増してアクロバティックなシーンが多かったのですごくよかったと思います。

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観劇後に海側に出てぶらぶらしてたら銀河劇場の全貌が見られました。
でもこっちは裏で入口はないのです…

グッズ販売コーナー
ロビー脇にグッズ販売コーナー、奥にはアニメの貴重な資料展示コーナーがありました。入場がギリギリになってしまったのでじっくり見られなかったのですが、グッズコーナーは撮影OKだったので撮らせて頂きました。とりあえずパンフレットとアルフレドのスカーフを購入しました。

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さて、無事に着席していよいよ幕が上がるのを待ちます。
ここまでまとまりなく所感を綴ってしまいましたが、長くなったので一旦終わりにします。
次回は実際の舞台の感想を書いていきたいと思います。

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ご無沙汰しております。
元気が出なくてブログにたどり着けずにおりました。
自分はペンギンなのですが、飛ぶことを求められ、一寸先は崖なのに「大丈夫!飛べる!」と背中を押されたりしてました。他の道は用意されていなかったので、恐怖に震えながら挑みましたが、命がけで頑張った割には実を結ばずで… やっぱり自分はペンギンなんだなという結論しか出ませんでした。

それらのことは今は大体落ち着いたのですが、まぁ心によくないことが続きました。
元気を出したいのに「絞っても出てこない」という感じになってしまっていました。
自分を偽って生きてくのは、年齢を重ねるごとにしんどくなりますね。
私、ペンギンなんだけどな…

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<春キャベツとしめじとチーズのホットサンド>

突然暗い近況報告をしてしまいましたが、それでもゴールデンウィークはゆっくりできたので、少しずつ回復していると思います。ホットサンドメーカーをゲットしたので、美味しいホットサンドを作って写真撮ったりとか✨お料理はいいですね。切って炒めて煮て、盛って眺めて食べるという工程が、無心になれて好きです。嫌なことは忘れて好きなことをする。こういう時間を大切にしたいですね。

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このブログを書く時間ももっと大事にしようと思いました。
どうも、いちばん大切なものをいちばん最初に封印して(犠牲にして)事に当たってしまう癖があります。でも、自分にできることがこんなにも少ないなら、できないことに命削ってないで、自分が大切にしているものを守らないといけないですね。

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ロミミュのこと、本当はずっとずっと書きたかったんですよね。
ロミミュ2025、無事に開幕して本当に嬉しいです。初日から今日に至るまで中止になることなく駆け抜けていて凄い凄い👏それでも初日はあいにくの大雨で「ああ、やっぱり嵐になったか。ロミ空らしいな」とちょっとだけ感慨深かったりしました☺️

アルフレド役の新里さんが5公演目を終えた後で「3年前の公演数を超えました!」とポストしてたり、こどもの日に子ども連れの家族がたくさん来てくれたことに触れて「子どもにこそ見てもらいたい!」とポストしているのを拝見して、「そうだね、よかったね、よかったね…🥲」って共感して嬉しくなります。


3年前の体験と想いが、今という未来に生かされているのを感じます。
再演を切望した未来…実現して下さってありがとうございます。
見る前からもう、感謝と喜びで成仏してしまいそうです。

私は千秋楽公演を見に行きます!
席が3年前の千秋楽とほぼ同じ位置で笑っています😂
懐かしさを感じながら、生まれ変わったロミミュを楽しみたい。
ロミミュの旅2025を全力で楽しむために元気を取り戻さなきゃと思っています。


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「アン・シャーリー」よりアンとダイアナ…似てないorz


令和の赤毛のアンこと「アン・シャーリー」、まだ2話ですが楽しく視聴しています♪
最初は名作劇場の「赤毛のアン」と比較しがちでしたが次第に「アン・シャーリー」の独自の世界に引き込まれて目が離せなくなっています。ダイジャストながら現代に合わせて分かりやすくアンの世界を表現していると思います。

色彩も今に合わせて実に鮮やかです。アンの赤毛は燃えるような赤だし、美しい風景も彩度高くて眩しいです。ほんと画面がキラキラしている✨
ダイアナが原作通りの「黒髪・黒い瞳」じゃないと一部で指摘があったようですが、この鮮やかな画面でバランスを考えてデザインされたんじゃないかな?美しい黒髪を表現する言葉として「カラスの濡れ羽色」がありますが、それを極端に表現したんじゃないかと感じました。
青みを帯びた黒髪とグリーンの瞳はアンの赤と対照的でとてもバランスがいいです。

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そんなわけで↑のような図を描いてみました。
キャラクターを「色」で見たとき、アンとダイアナは色相環の反対側にいます。いわゆる補色の関係なんですよね。中学生の美術の授業で「補色残像の実験」をした記憶がありますが、赤い色をできるだけ瞬きせずに30秒程じーっと見つめて、その直後に白い紙や壁(白ならなんでもいい)を見ると青緑が浮き上がってくるという。これは強い色の刺激を抑えるために脳が反対側の色を補おうとする働きだそうで、他の色で実験してもちゃんと補色が出てきます。脳ってすごいと当時すごく感動しました✨👀✨
アンとダイアナは色においても互いを補おうとする関係だなんてロマンチックですね👏

      

「ロミオの青い空」のロミオとアルフレドもそうなんですよね。彩度や明度を落として落ち着いた色合いになっているので分かりにくいですが、ロミオの髪の色は赤色(赤茶色)、服の色は緑。アルフレドの髪の色は黄色、服の色は彩度の低い紫色。以下のようになると思います。

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ロミオもアルフレドも1人で補色を保有しているので既に完璧なのですが、おもしろいのは互いを重ねると色相環をクロスすること✨絵画でも色の偏りがある時に補色をそっと置いてみたり、足りない色を補ったりしてバランスを整えますが、2人揃えば色相環を網羅しているので自然と調和が取れると思います。画面が華やぐ色合いですね✨しかも決して派手ではなく抑えた彩度が時代背景に合っている。色彩設計の方のセンスを感じずにはいられません。

こう考えてみると補色関係を上手く使ったアニメキャラクターって沢山いますね。

「リトルマーメイド」のアリエルは髪が赤、尻尾が青緑だし、
「南の虹のルーシー」のルーシーとケイトは服の色が赤(ピンク)と緑。
「七つの海のティコ」のナナミは黄色〜オレンジのビタミンカラーですが、海の色と比較した時に補色関係になります。
…他にもいるかな?
何気なく見ているアニメも色合いについて考えてみると何倍も楽しくなりますね♪

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この方たちも補色キャラですね!
ギャラリーに眠っていた謎の途中絵😂


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これで「ロミミュの思い出」は終わりです。
思ったよりもだいぶ長編になりましたが、
最後まで読んで下さり
本当にありがとうございました‼️

    


書き切った…
「再演」が決まった時からエネルギーが湧いてきて、もうこれは過去のことにしなければ。書くなら今なんだな…と決心したのですが、まさか自分でもこんなに長くなるとは思っておらず。あれもこれも鮮明に思い出しながら、やっぱりあの旅は凄まじかったよねって再認識しました😂
改めて本当に長いシリーズを読んで下さってありがとうございました❗️

あくまでも私の視点ではありますが、あの場所まで行ったからこそ体験した出来事、そこで味わった「喜び」や「悲しみ」や「感動」があったことを誰かに知って欲しくてこの記事を書きました。中にはネガティブな印象を与えることも書きましたが、ロミミュが大好きだからこそ事実を記録として残しておきたくて、覚悟を持って書いたつもりです。

3年越しの思いを今ようやく書き切ることができて、私の中の「ロミミュの旅」がやっと終われそうですヽ(;▽;)ノ

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<参考>
私は「旅の思い出」が主になりましたが、舞台の感想を中心に全貌をレポートして下さっている方の記事です。おすすめです♪



自由に生きられる時代を
なんでコロナ禍に…とぼやきましたが、こんな時代だからこそロミミュは生まれてきたのかも…って今では思います。ロミオもアルフレドも「不自由」な時代に生まれたからこそ、「誰もが自由に生きられる時代を…」と願います。それは少なからずこの時代にリンクしていたのかもしれない。コロナ禍はもちろん、当時はロシアのウクライナ侵攻が始まり、子どもたちが避難を余儀なくされていました

「いつ生まれるか」じゃなくて、生まれてきた時代を「どう生きるか」なんだよな…と今では思うのです。

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ロミオの青い空の魂
「ロミオの青い空」と言う作品は、作品自体に魂を感じることがあります。脚本家の島田満さんは生前、自分の魂は自分が書いた作品に宿るとおっしゃっていたそうです。
ロミミュはあまりにも作品として不遇だと思いましたが、アニメもそうなんですよね。放送開始まもなく阪神淡路大震災があり、最初は震災を彷彿とさせる描写に批判もありましたが、物語が進むにつれ視聴者を勇気づけたといいます。また特番が相次いで何度も放送中止になりました。話数は大幅に削られ、1ヶ月放送がない月もありました。そんな紆余曲折の1年間を駆け抜け、「ロミオの青い空」という作品は完成したのです。

あれ?ロミミュも同じ運命を辿っているな…と。
ロミオの青い空ってそういう作品なのかもしれません。
あえて逆境の中に生まれて、
嵐の中でキラキラと輝く作品。

そんなロミオの青い空が私は大好きです✨


新しい旅がはじまる
この記事を書いていたら、チケットの第一次先行予約が終わっていて浦島太郎状態の私です😂💦
3年間書き貯めた下書きを読み返していたら、どうして再演を願うのかを少ない脳みそで必死に熱弁していましたが、それはもう必要ないですね。もう、すぐそこに2025年の新しいロミミュが待っていますから。
身も心も軽くなったので、新しい旅にシフトしたいと思っています🥰
最後に、当時この旅で関わって下さった全ての方に心から感謝致します。
かけがえのない思い出をありがとうございました!

終わり。
(終わったー!)
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